2004年01月25日

第3回肱川流域委員会に下記三項目の審議を要請します

肱川流域委員会 鈴木委員長  殿
  
貴局は13日、本日の委員会に先駆けて肱川整備計画素案を地域の方々に公表して、流域住民を対象に流域での意見交換会で素案の説明ならびに質疑を行うと発表しました。そして、本日当委員会で素案についての審議を行うと聞いています。さらに審議を経て、2月2日から流域住民への説明会の日程が組まれています。
 
私達は肱川流域委員会に対して、構成、運営の異常性を訴えてきましたが、貴局の主張する地域の特性等の判断で訴えを無視され続けてきました。国土交通省本庁も同じです。また、昨年第1回肱川流域委員会では強い地元反対運動に対しては告発という住民運動への弾圧を行使して新河川法の理念をも蔑ろにしました。しかし、流域委員会発足から半年足らずで肱川河川整備計画を策定するという暴挙の現実を目の当りにして、余りにも理不尽な四国地方整備局の振る舞いに抗議したのは私達地元住民だけではありませんでした。

河川行政に関心を持つ全国の方々から抗議は発せられ、この16日には異例とも言える、日本弁護士連合会(日弁連)が理事会で肱川流域委員会への「流域委員の追加」と「十分な審議を求める」意見書を公表することを決定しました。日弁連がこれまで公表した意見書の経緯から肱川流域委員会への異例の意見書は、旧建設省当時の汚点になった千歳川放水路計画、諫早湾干拓、長良川河口堰建設等の二の舞になるとの指摘だと理解できます。意見書について日弁連は「当連合会は、この肱川流域委員会を単に一水系の特異な例として看過することはできない」と考えて公表すると述べています。

新河川法の下で国土交通省が最初の汚点を肱川流域で残すことになる訳です。そこで最悪の事態を回避する為に、私達住民は本日の委員会において下記の審議を要請します。

1.反対表明を出している漁協関係者から委員を再選出する。
2.流域ダム反対団体からの委員を再選出する。
3.ダム計画も一つの選択肢として、環境改善に配慮した河川

整備審議を十分に行うこと。
以上を第3回肱川流域委員会に要請します。
大洲市の住民投票を実現する会 代表世話人 玉岡政廣