2005年06月28日

金沢 原告全面勝訴

金沢、名古屋両判決について

5月30日、金沢「住基ネット差し止め訴訟」初の判決で、原告全面勝訴の判決が言い渡されました。画期的な判決で私達は喜んだ訳ですが、翌日31日、名古屋地裁で出された判決は、金沢判決を全面的に覆す一方的な門前払い式不当判決でした。喜びも一瞬の間に打ち砕かれた落胆する判決言い渡しでした。

裁判官の違いでこうも判決内容が異なることにさらなる国への不信が募りますが、特に目に余るのが名古屋地裁です。今回の判決を出すに到った内容は、春の人事異動による極めて計画的判決で、3月1日、原告、弁護団の「証人申請」を裁判長は却下、突然「結審」を言い渡し、原告側「弁論」の機会を与えなかったという門前払い方式、所謂、裁判官の訴訟指揮を強行したことです。当然、これに対して原告、弁護団は「弁論再開」、「裁判官忌避申し立て」の対抗策に出ていますが。

この名古屋地裁の件は今回これに止まらず、他の裁判においても同じことが実施され、非常に危険な裁判所における国家権力の覇権が実質上今後も実施されると危惧する次第です。4月22日名古屋地裁、「自衛隊イラク派兵差止め訴訟」の第5回口頭弁論で新裁判長が審理拒否、突然の結審を言い渡しました。不当「訴訟指揮」の強行です。全く「住基ネット差し止め訴訟」と同じ内容です。

先ずは名古屋からといった感じさえ受ける今回の名古屋地裁での2つの訴訟経緯に、司法の場においてあってはならない公権力の恐ろしさを体現させられる思いがしてなりません。和歌山においては、司法の公平順当な判断が下されることを信じていますが。
                                  
2005年6月28日
住基ネット差し止め和歌山の会
共同代表 ・ 岩畑 正行